昨日はTia Rungray × takasi企画”RAY AFTER END III” @桜台POOLに お越しくださった皆様、Tiaさん、COLLAPSEとレザニモヲの皆様、桜台POOLの方、お花やプレゼントや応援の連絡を下さった方、グラベルの皆、ありがとうございました!

練馬区は桜台の住宅街の地下にある隠れ家秘密基地で行われるイベントの第3回で、個人的にはこの日がgravel’s endのメンバとしての最後の役割でしたが、良い時間を頂けました。皆様も良い時間を過ごせていただけていたら幸いです。また、バンドとして私の参画以前から共演してきたTiaさんとCOLLAPSE、京都遠征でご一緒したレザニモヲのお二方と共演できて本当に嬉しかったです。

gravel’s endは、私達5人で再録した代表曲「金平糖」で始まって、ヨースケさん作曲のツインボーカル”Jr”で突っ走って、「ディグダグ」でダンスして、”How”で慟哭して、明るいのに寂寥感のあるお別れの曲”Spring Dream””Gone”で閉めて。最後はまさかのアンコールを頂いてしまい、リョウヘイさん作詞作曲・ユキボーカルの”Someday in the Rain”で閉めました。丁度この日は小雨が降って肌寒くブルーな天気で、おかしな偶然を感じたりもしました。セットリストに関しては、最後にやりたい曲を、と希望も出しましたし、ギターの音に関して、歪みのイメージが強いかもしれないけどクリーンの音の使い方もグラベルと私の大きな特徴だと思っているので、そのような音を心がけました。

昨日のライブは、感情的で、割り切れなくて、完璧ではなくて、すごくこのバンドらしい演奏だったと思います。グラベルって、ダークでヘヴィなバンドと思われがちだし実際そういう要素は多分にあるけど、静けさも寂寥感もリリシズムも一筋の希望の光もポップさもあって、多彩な色が混ざり合い滲むような、いまいち割り切れなく所属しきれなくて自分を生きているような、それがグラベルらしさなのだと思います。

タカシくんと私は、2016年の秋に私のバンドのライブで知り合い、その後、グラベルの前に半年強参加していたバンドで企画に誘って頂いたりで、親交自体はあったのですが、グラベルへの参加は急遽決まったものでした。なぜ、私だったのか、こんな歌もギターも調子っぱずれで別に頭やルックスが良いわけでもない不完全な奴をメンバーも周囲の人々も迎え入れてくれたのかもわからないのですが、このバンドにいた2年間は、今までの人生で一番泣いたり笑ったり怒ったり喜んだりした時間でした。失われた、あるいは無かった子供時代や思春期を取り返したようで、星を見上げ夜景を見下ろすような夢の夜も、劣等感をどうにも出来なくて一人で泣いた夜も、皆で疲れた身体を引きずって陽が登るところを見た朝も、私に必要だったすべてがありました。皆で飲む缶ビールも、京都遠征の道中の深夜のSAで食べたおやつも美味しかったです。

良い時間を貰ったけど、優しくしてもらえる場所で守って貰うだけでなく、自分が矢面に立って戦いたいとも思うようになりました。抽象的に言えば、抜ける理由はそんなところです。もっと具体的に言うと、私の中ではこの2年でギタリストとしてよりもボーカルとしての意識が強くなって、自分の歌、自分の曲をもっとやりたいと思うようになりました。物理的にグラベルと自分のバンドを両立することは可能だったのですが、迷いがある状態で参加し続けるのは不誠実だという思いが強まったから、辞めたくないけど辞めたし、辞めたけど辞めたくなかったです。(タカシくんは、人間は割り切れないし迷うものだと言ってくれたんですけどね。)

行動的で人を導く力があるけれど少年のような心のタカシくんがいて、冷静で視野が広くいつも人を見守るヨースケさんがいて、ひたすら生真面目で努力家な松下君がいて、前向きで力強いけれど本当はロマンチストなりょうへいさんがいて、出たがり目立ちたがり激情家の私がいて、容姿もバラバラで皆ちょっと抜けていてユーモアがあって優しい、おかしな5人だったなと思います。

私は昨日を以って元メンバーになってしまったけれど、ずっと私にとって特別なバンドで、心から応援しています。バンドは存続するし、私も自分のバンドをやっています。グラベルは、底知れないバンドで、もっと良くなっていくと信じてるから、皆で助け合って頑張って欲しいと思います。

あまりに個人的な内容で、実際には言語化できない感情が多すぎて書き足りないか書けないはずなのですが、せめて挨拶をと思い、書きました。これが私の最終更新です。

何度絶望したかわからない人生だけど、希望はありました。また、いつかどこかで。生きていればきっと会えるさ。出会いは神の御業、別れは人の仕業なんて言葉があるけれど、それらすべては人の為すことなのだと思います。

さようなら、御機嫌よう。また会う日まで。

 

ユキ

 

 

 

 

コメントを残す